OSはWindows 7 Professional SP1(64bit)です。
2年半以上使用してきて、OSの起動にだいぶ時間がかかるようになり、またHDDの応答も悪いことがたまに起こります。そして、SSDの価格に手ごろ感があることから、ついにSSDに交換することにしましたので、交換に至るまでに行った作業をまとめました。
1.不要なファイルを削除する
HDDの中身をSSDにクローンコピーする前にHDDの余分なファイルを削除し、ほとんど使う機会がないデータファイルなどは外付けHDDなどにコピーし、削除しておきます。
2.デフラグを行う
SSDでは基本的に不要のようですが、とりあえず移行前のHDDにデフラグを行っておきました。
3.チェックディスクを行う
- チェックディスクは、対象のドライブのプロパティを開き、ツールタブ->エラーチェックの「チェックする」ボタンを押します。
- 不良セクターをスキャンし、回復するにチェックを入れ、「開始」ボタンを押せば実行できます。
- Cドライブの場合は再起動が必要です。
チェックディスクを行わずにクローンコピーを行ったら、途中で読み込みできないセクターがあると出て「再試行、無視、すべて無視(?)、キャンセル」のコマンドを選べました。「すべて無視」を選択してコピー作業を継続できましたが、念のためチェックディスクを行って再度クローンコピーを行うことにしました。
4.クローンコピー
クローンコピーには、IntelR Data Migration Softwareを利用しました。HDD 250GB ->SSD 240GBと容量は小さくなりますが、元の使用している容量を240GBより小さくしておけば特に問題なくできました。
HDDの交換方法(ラップトップ本体への取り付け)はこちらのサイトを参考にしました(写真があって分かりやすいです)。
カイカイカウカウ: ThinkPad X201のHDDをSSDに換装した。
一つ付け加えると、HDDを取り出すときにHDDトレイの黒いベロの部分を取り出すのに手こずったので、細いドライバーを間に挟んで取り出しました。
■結果
ベンチマークソフトのビフォー/アフターの結果は以下のようになりました。
・左 :HDD(250GB ハード・ディスク・ドライブ, 7200rpm/FDE対応)
・中央:SSD(インテル335 Series SSD 240GB)
・右 :SSD(Intel SSD Toolboxオプティマイズ後)
HDD(左)と比べSSD(中央)は格段に早くなっています。読み込み/書き込みともに2.4倍以上になっており、実際にこれまで起動に3分かかっていたものが、1分~1分30秒で起動するようになり快適になりました。大変満足です。
そして、Intel SSD Toolboxを使ってオプティマイズしてみた結果は右のようになりました。
あまり変わらない、というかむしろ全体的に下がってる印象なので通常のスコアが特に低くなければ使わなくても良いかも(誤差の範囲内と思うことにしています)。
ちなみに、これまでのHDDはウルトラベースのハードディスクドライブ・ベイアダプターに載せて使い、しばらくしたらフォーマットをかける予定です。
(レノボ・ジャパン ThinkPadシリアルATA HD・ベイ・アダプターII 43R1980はSATA HDD・ベイアダプターIII 43N3412の画像になって少し不安になりますが、購入した結果はベイアダプターⅡでした)
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