2012/05/11

GIMP2.8ではPython2.7が利用できる

GIMPでPython-Fuを利用するためには、Pythonを入れることはもちろん、いくつかのライブラリを入れる必要がある(ライブラリのインストールについては前の記事 PythonのPyGTKなどのライブラリがWindows 7(64bit)にインストールできない  を参考にしてほしい)。

しかし、Python2.7をインストールしている場合、 GIMP2.6のカスタマイズインストールにおいて、 GIMP Python extensionには

"The following Python versions are supported: 2.5, 2.6"

と表示される。
そのため、GIMP2.6ではPython2.7が利用できない

Python2.7をアンインストールし、2.6をインストールすれば解決すると思うが、その手は取りたくなかった。

そして、運が良かったといえる。
今月GIMP2.8がリリースされ、Python2.7に対応していた

■手順
  1. GIMP2.8をサイトからダウンロードする
  2. GIMP2.8をインストールを開始すると、GIMP2.6がアンインストールされたのち2.8のインストール作業が始まる(現時点では英語のみ)

今回、カスタマイズインストールを行うことなくPython-Fuが利用できるようになったが、これは予めPythonやライブラリが入っていたかもしれない。
描画にCairoが使われるようになったらしく(技術者見習いの独り言: GIMP2.8リリース その1)、もしかしたらPython-Fuのライブラリなどを入れなくてもよくなっているかもしれない。

追記(2012/05/12)
Python-Fu>console を起動したら

GIMP 2.8.0 Python Console
Python 2.7.2 (default, Jun 12 2011, 15:08:59) [MSC v.1500 32 bit (Intel)]
>>>


のように表示されてたので、私が入れている 

Python 2.7.3(default, Apr 10 2012, 23:24:47) [MSC v.1500 64 bit (AMD64)] on win32

は呼ばれてないようです。
ということは、GIMP内にあるPythonを利用しているのだと思うので、上の仮説は当たっているかもしれません。
(追記ココまで)


GIMP2.8の雑感:メニューの文字のフォントが変わった模様。 


追記(2012/06/09)
実際にPythonでコーディングを行うにあたっては、ネットで検索して調べるのはもちろんですが、私は「Python クックブック」という本を利用しています。
文字列の操作、ファイルの操作、XMLの処理などなど、行いたい処理について小さくまとまっているので便利です。
プログラミング初心者というよりも、ほかの言語を習得している方向けの本です。

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